テナガエビ釣りについて書いてみます。
ザリガニではなくテナガエビです。
ザリガニ釣りは子供の頃にやったりしたのでよく聞くのですが、テナガエビ釣りはあまり聞いたことがありません。
ザリガニであればタコ糸にスルメをくくって穴に餌を垂らすというイメージがありますが、テナガエビ釣りがどのような釣りであるかを知っている人は多くないと思います。
小さい頃、三方五湖で取ったようなかすかな記憶があります。
テナガエビ釣りについて書いてみます。
テナガエビを釣ってみる
目次
テナガエビとは
テナガエビとはその名前の通り手が長いエビです。
よくガサガサで捕まえるようなスジエビよりはもっと大きくなります。
感じとしてはスジエビを大きくして手が長いエビです。サイズは手を含めて20cmにもなります。
手が長いのはオスだけでメスの手は長くはありません。
テナガエビの生息地
テナガエビは限られた地域ではなく全国に分布しています。
小さい時は汽水域にいることが多いのですが、大きくなると上流に上ってきて街中中の川でも見かけることがあります。
釣りの対象というよりも網ですくったりもします。
テナガエビは夜行性のため昼間は直射日光の当たらない障害物の影に隠れています。
釣りの対象となるのが繫殖期である5~9月です。
10月以降はあまり期待できないのでしっかりと時期は把握していきましょう。
テナガエビ釣りの仕掛け
テナガエビ釣りの仕掛けは特別なものではありません。
タナゴ釣りの仕掛けによく似た感じで2~4mぐらいの延竿を使います。
ウキも玉ウキやタナゴ釣りに使うウキでも充分となります。
タナゴ釣りの仕掛けをそのまま使ってテナガエビ釣りをしてもいいでしょう。
仕掛け的にはたいした違いはありません。
テナガエビ専用の仕掛けも販売しているのでタナゴ仕掛けで釣るのが嫌であればテナガエビの仕掛けを購入してもいいでしょう。
テナガエビ釣りの餌
テナガエビはやはりグルテンでは釣れないので赤虫やミミズといった生き餌を使わないといけません。
餌の使い方としては死んでしまった餌をいつまでも使うのではなく小まめに変えることです。
タナゴであれば一回の餌で何匹も釣れたりしますが、エビ釣りなので生きの良さが重要です。
テナガエビ釣りの釣り場は?
これもタナゴと同じかもしれませんが、「釣りたい」と思ったらどこに行くかということです。
日本全域に生息しているので近くの川で狙ってみたら釣れるかもしれません。
事前に調べるのであれば「釣り具屋」か「ネット」になります。
桂川で釣れるといいのですが・・・、調べた感じではちょっとわからないです。
テトラのありそうな場所を探してやってみるしかないです。
宇治川での釣果情報はあります。
テナガエビ釣りのポイント
釣り場に行ってどのような場所で釣るかということです。
ワンド状になっておりテトラポットやゴロタ石などの障害物があるような場所を狙います。
障害物の際に仕掛けを流します。
テナガエビが入れば食ってくるので当たりがない場合は場所を移動します。
タモロコやギルが入れば先に釣れそうな気もします。
タナゴ釣りの場合はグルテンを使うので同じ場所で餌を打ち返してタナゴが寄るのを待ちますが、テナガエビの場合は違うということになります。
テナガエビは食べることができる!
テナガエビは川で釣るものとしては食べてもおいしいものです。
汚い川で釣ったものは食べる気にはなりませんが、綺麗な川で釣ったものなら食べてみるとおいしいです。
「素揚げ」にすると材料のうまみが味わえておいしいです。
釣ってからしばらく泥を吐かせてあげると臭さも減ります。
テナガエビを飼育してみる
スジエビはタナゴ水槽に入れると食べられる心配がありますが、テナガエビは逆の心配をしないといけません。
小さいテナガエビであればスジエビと同じで食べられる心配をする必要がありますが、大きくなるとタナゴを襲います。
肉食系なのでタナゴを食べてしまいます。
つまりテナガエビを飼育するならば別の水槽を準備しないといけないということになります。
ザリガニと同じと思っていいでしょう。
テナガエビ釣りはマニアの釣り?
以上、テナガエビ釣りについて書いてみました。
釣りとしては難易度はそこまで高くないと思いますが、やる人は少ないと思います。
マニアの釣りというほど難易度は高くないのですが、テナガエビ釣りというものが知られてないからです。
テナガエビを釣るのに遠征をしようとは思わないのですが、仕掛けも特別に準備をする必要はなさそうなので京都の近くで釣れるところがあれば行ってみたいと思います。
タグ : テナガエビ