タナゴ釣りには撒き餌をすることで釣果はアップするか?

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タナゴ釣り方
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海釣りでは当たり前に使う撒き餌ですが、タナゴ釣りでは撒き餌が必要かについて書いてみます。
撒き餌の目的というのは当然のことながらタナゴを寄せることですが、必ず必要なものなのかです。

タナゴ釣りで撒き餌を使うべきか

撒き餌をする目的とデメリット

撒き餌をする目的について書いてみます。
撒き餌の目的はタナゴを寄せることです。

流れのある釣り場で撒き餌は使えないのですが、流れのない釣り場で釣る場合は集魚効果が期待できます。
魚が集まってくると釣果アップが期待できます。

では、撒き餌をガンガンすればいいかというとそうでもありません。
撒き餌をすることによるデメリットというものもあります。

撒き餌によるデメリットは
・目的以外の魚、要するに外道が集まってくる。外道が先に餌を食べるのでタナゴは釣りにくくなります。また、鯉のような大きい魚が寄ってくるとタナゴは逃げます。
・撒き餌のまきすぎで食わせ餌を食わなくなる。

海釣りで撒き餌が禁止されている理由

海釣りでは場所に撒き餌が禁止されているところがあります。
理由はいろいろあるのですが、主な理由は環境の保全です。
撒き餌の種類によって海の底に蓄積して水質を悪化させるものもあります。

それ以外には釣り人が残りの餌を放置して港などの環境を悪化させるからです。
釣れた魚をそのまま防波堤に放置して異臭を放つケースも見かけます。
禁止ではないにしても清掃協力金などでお金を徴収されることもあります。

タナゴ釣りや雑魚釣りに関しては撒き餌禁止という場所は見かけませんが、マナーを守らないといけません。
撒き餌禁止というよりも釣り禁止にされかねません。

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グルテンや黄身練りも1種の撒き餌

実は撒き餌として行わなくてもグルテンや黄身練りを餌として使用すれば実は撒き餌と同じ効果があります。
ばらけるように餌を調整して何度も何度も打ち返しをすればタナゴは寄って来て当たりが出てきます。

ですのでグルテンや黄身練りを使うことで撒き餌になります。

撒き餌に使う道具

撒き餌が当たり前の海釣りでは撒き餌のための杓や撒き機があります。
これは、正確にポイントに撒き餌を撒くためのものです。

タナゴ釣りの場合のポイントは、それほど深いところもなく近いところなので専用の道具はありません。
正確にポイントめがけて投げるだけになります。ずれた場所に投げるとポイントではない場所に魚が行くことになります。

撒き餌に使う餌と量は

タナゴ釣りに使う餌には何を使うかとどれぐらいの量を使うべきであるかについて書いてみます。
ちなみに管理人はタナゴ釣りで撒き餌は使ったことはありません。

もし、自分が使うならということで書いてみます。
川魚の撒き餌が売っていますが、撒き餌として特別なものは準備をしません。
(もちろん購入しても問題はありませんが)

餌として使用するグルテンを撒き餌として使用します。
もちろん黄身練りを餌とするならそのまま撒き餌として使用してもいいでしょう。

撒き餌用に柔らかめに作ります。
うずらの卵大のものを1つ、2つぐらいでいいでしょう。

釣り場に到着したらまず撒き餌をまきます。
それからゆっくり釣りの準備を行います。

餌としてグルテンや黄身練りを使うのであれば撒き餌は最初の一度だけにします。
それは打ち返しをすることで撒き餌の効果もあるからです。

生餌である赤虫やミミズをメインに使用する場合は、打ち返しによる集魚効果は期待できませんのである程度時間が経過したら再度撒き餌を行って下さい。

海釣りでも生きエビを撒き餌として使用することがあるように赤虫などの生餌をまいても効果はありますが、赤虫を撒き餌とするほど多く購入するとお金も掛かるしグルテンや黄身練りが無難です。
撒き方も工夫しないときちんとポイントまで届きません。

また、海釣りでは多量に撒き餌をするため餌代が高額になり餌代を安くするために自作する人もいますが、タナゴ釣りではそこまでする必要はありません。
クルテンや黄身練りなら安価で量もそこまで多く必要ないからです。

タナゴ釣りに撒き餌は必要か?

最後にタナゴ釣りに撒き餌は必要かについて書いてみます。
個人的な意見ですが、必ずしも必要なものではありません。

魚の当たりがない場合は、柔らかい目のグルテンを打ち返すことで撒き餌と同等の効果があります。
ですので改めて撒き餌をする必要はなく撒き餌をしても劇的に釣果がアップはしないと思います。

正確に同じ場所に仕掛けを投入してタナゴを寄せるようにしましょう。
これで充分に撒き餌の効果はあります。

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