タナゴの飼育はそんなに難易度の高いものではありませんが、飼育するためには餌は必須です。
タナゴを飼育する際の餌はどんな餌を与えればいいのかについて書いてみます。
タナゴを飼育するための餌は
目次
餌の量と頻度
タナゴの餌は1日1~2回ぐらいで問題ありません。
一回にあげる餌の量はすべて食べ切れる量にして下さい。
餌を多くやり過ぎるというのが一番の問題で残った餌は腐敗して水質の悪化を招きます。
釣ってきたばかりのタナゴは環境に慣れるまでしばらくは餌を食べません。
しばらくすると食べるようになるので心配しなくてもいいでしょう。
冬は餌の量は同じ?
冬になると水槽の水温も低下していき餌を食べなくなります。
冬に水温が低下すると餌は少ない目にするといいでしょう?
もっといけないのが、餌をやり過ぎて残ってしまうということです。
もし、餌をやり過ぎて残ったなら網ですくって取るようにしましょう。
餌のやり過ぎが水質悪化を招くのでもっともいけません。
タナゴと絶食
生き物を飼っている以上、しっかりと面倒をみないといけません。
タナゴも生き物なのでしっかりと餌をあげることは重要です。
でも、誰しも都合で1日2日外出したりすることはあります。
その場合は餌をあげることはできません。
そんな場合はどうするか?
タナゴは1日2日餌を与えなくても全く問題はありません。
外出するからといって前の日に多めに餌をあげてはいけません。
1週間程度の絶食であれば問題はありません。
タナゴの餌の種類
タナゴの飼育に使う餌を紹介してみます。
人工配合餌
最もノーマルな餌はこの人工配合餌です。
タナゴ用というよりも金魚やメダカ用ものもを使用します。
ペットショップで簡単に入手できますし、安価でもあります。
ネットでも購入することができます。
赤虫
実際にタナゴを釣る際にも使う赤虫です。
ユスリカの幼虫になります。
釣り餌として使うぐらいなので飼育する際の餌としても使用することができます。
生きているので餌の維持にも労力が必要になりますし、釣り具屋に都度購入しに行かないといけません。
ですのでおすすめはしません。
釣りで残った赤虫を与えるぐらいでしょう。
乾燥赤虫
上記の赤虫を乾燥させたものです。
赤虫と違い逆にこちらはおすすめとなります。
それほど高額ではありませんし、何といっても管理保存が簡単です。
人工配合餌と同じ感じで使えます。
管理人は試したことはありませんが、乾燥赤虫を水につけると生き返ったという話があるほど生命力が強いので試してみてもいいでしょう。
もし、生き返ったなら管理が簡単で生きた赤虫を餌にできます。
スジエビ
釣り場でガサガサをすると簡単に採取できるのはスジエビです。
カネヒラなど大型のタナゴを飼育している場合は食べてしまうので餌となります。
ただし、同じ水槽に全部入れてしまうとあっという間に全滅してしまうので餌とするのであれば別の水槽にスジエビだけを飼育して少しずつあげるようにしないといけません。
餌のスジエビを別に管理しないといけなくかなり面倒なのであまりおすすめしません。
イトミミズ
このイトミミズも赤虫と同様に生き餌と乾燥餌があります。
生き餌は赤虫と同様の理由でおすすめできません。
与えるのであれば乾燥イトミミズでしょう。
ミジンコ
ミジンコとは水中に生息する極小の甲殻類の生き物です。
ミジンコをタナゴの餌とする場合は川からミジンコを捕まえてくるのではなくペットショップなどで購入します。
ミジンコもタナゴの餌として使うことができますが、小さい魚向きの餌となります。
水草
タナゴでもカネヒラを飼育しているのであれば水草を与えるとうもの1つです。
カネヒラは草食性が強く人工配合餌だけの場合やせ細ってきたりするのでたまに水草を与えてもいいでしょう。
ただし、ペットショップで購入するとそれなりの金額になります。
グルテン
釣りにいくと作ったグルテンをすべて使わずに残ってしまうことがあります。
管理人は、グルテンを餌にはしていません。水が汚れる可能性があるからです。
まとめ
タナゴを飼育するための餌としてもっともおすすめなのは人工配合餌です。
理由は安価で入手できる・管理が簡単という理由からです。
カネヒラを飼育している場合であれば、たまには水草を与えるといいでしょう。
近くの川で採取できればベストですが、簡単ではありません。
たまには乾燥赤虫や乾燥イトミミズなども与えましょう。