タナゴに限らず一定の深さのある場所で釣る場合は魚がどの深さで泳いでいるかを知って魚がいる場所で釣らないと多くは釣れません。
タナゴはどの棚で釣ればいいのかについて説明します。
タナゴ釣りも棚で釣る
魚のいる棚を釣る
釣りの初心者には「棚」と言っても何のことかわからないのではないかと思います。
「棚」とは魚の泳いでいる深さのことをいいます。
魚の泳いでいない深さを釣っても魚は釣れないので「棚」というのは釣りをする上では重要な事項になります。
例えば、鯉は底を泳いでいるので表層を釣っても釣れません。
ヘラブナなどは、底をつったり宙を釣ったりしますので同じ魚でも同じ棚を釣ればいいというものでもありません。
これはヘラブナが底にいたり宙に浮いたりするからです。
同じ魚でも時間によっては浮いてきて表層にいることもあります。
また、季節によって違ったり天候や時間によっても違うこともあります。
棚というのはウキ釣りの場合はウキ下をどれぐらいにするかということでもあります。
その日の釣れる棚を見つけるのが、重要なことでもあります。
棚がわからないと釣れないということです。
魚のいる棚を見つければ半分は釣れたようなものです。
ただ、底が見えているような釣り場や浅い釣り場では近くに餌が来れば食ってきますのであまり気にする必要はありません。
魚別の棚は覚えておくべし
魚がいる棚というのは時間や季節によって変わるというのを説明しましたが、時間によって棚が変わるというのは1日の中でも釣れる時間が変わるということなのです。
朝は深いところで釣れていたけれど日が昇るにつれて魚が浮いてきて昼は朝よりも大分と浅い棚になったということもあります。
覚えておかないといけないのは、魚別に基本はどの表層を泳ぐのかということです。
鯉は底のほうに泳いでいるので鯉を釣りたければ浅いところでは釣れないということです。
管理人は底を釣っていて小鯉のラッシュになったことがありました。
タナゴがいる棚でなく鯉の棚を釣っていたということになります。
餌を打ち返していたので鯉が寄ってきたのでしょう。
棚をうまく釣れていないいい失敗例になります。
狙った棚でタナゴが釣れない時は棚を変えて釣ってみましょう。
タナゴ釣りではどの棚を釣るか?
では本題となるタナゴ釣りではどの棚を釣るかについて書いてみます。
タナゴは一定の深さのあるところでは底にはいることはあまりありません。
大体、中層ぐらいを泳いでいて水深の半分ぐらいです。。
棚の合わせ方の説明をします。
底が見えていない一定の深さがある釣り場と考えます。
どれぐらいの深さがあるかわからないのでまず釣り場の水深を測ります。
測定の方法は棚取りゴムを針につけて仕掛けを投入します。
ウキ下が短い場合はウキは全部沈んでしまいます。
これは棚取りゴムがウキの浮力より重いためです。
徐々にウキを上に上げていき、ウキが全部沈まないようになるまでウキを上に上げて調整をします。
これで水深が測れました。
ウキから針の先の長さが水深ということです。
水深の真ん中より少し深い位置にウキを設定します。
寒い時期はやや深め、夏の暑い時期であれば浅めに設定します。
底が見えているような浅い釣り場では仕掛けが底に引っかからないようにします。
棚は一度決めたらずっとその棚で釣るのではなく当たりがなくなったりしたら上下に調整をして当たりがでる棚に調整をします。
まとめ
タナゴに限らず釣りをする上で「棚」というのは非常に重要です。
タナゴであればたしかにその場所にタナゴがいれば釣れることが多いのですが、それでもしっかりと棚を狙って釣ったほうが釣果ははるかに多くなります。
また、当たりが遠のいた際にも棚を調整することで再び当たりが出ることもあります。
一定の水深がある釣り場では「棚」を意識して釣るようにしましょう。
51歳の中年オヤジです
最近、タナゴ釣りを始めたばかりです。
といいますか釣り自体、ほとんど未経験なドのつく素人です。
大変わかりやすく参考になりました。
棚取りゴムというものがあるのですね?
知らなかったです
調べて用意するしておきます